SE BIKES

約35年のBMXの歴史のなかで、最もカルトなBMXブランドを挙げるとしたら、誰もが迷いなくSE(エス・イー)と答えるでしょう。1973年に10代のライダー、Scot Breithaupt(スコット・ブライトハウト)がSEを設立以来30余年、SEはBMXレースの歴史にどのブランドよりも多くの偉大なライダーたちの名前を刻みました。伝説のモデルの数々……PK Ripper(ピーケイ・リッパー)、OM Flyer(オーエム・フライアー)、Quadangle(クアドアングル)などの名機は発表以来25年を経た今もSEのラインナップに燦然と輝きます。オークションサイトのeBayやオールドスクールBMXの世界でマニア垂涎のプレスティージブランドであるSEには、同時に“今日”の顔があります。 2006年モデルより、BMXプロ暦15年でしかも現役プロライダーのスーパースターTodd Lyons(トッド・ライオンズ)、通称WILDMAN(ワイルドマン)がSEのブランドマネージャーの位置につくや否や、彼はSEの全モデルの開発に自ら着手。BMXレーサーとしての、またX Gamesファイナリストのダートジャンパー・ストリートライダーとしての彼の経験から生まれる全マシンは他を圧倒。その証の一つとして、SEレーシングチームのJavier Colombo(ジャビエ・コロンボ)がWILDMANの開発したPK Ripper Teamモデルで2006年UCI BMX世界選手権で優勝! SE Bikes……古くて、新しくて、元気なブランドです。
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